素ラーメンとは、鳥取のご当地グルメでそういうのがありますが、ここで扱うのはそれではないです。
参考↓
ぼくが素ラーメンと呼ぶのは、
・普通にスーパー等で売っている、主に袋麺などを
・パッケージ外のトッピング、具材等を一切加えず、
・なんのアレンジもなく作り、
・ただひたすらに食べる
ことを指します。
たまに、敢えて無性にジャンクな食べ物をジャンクに食べたくなるのです。なので一人で家で食事をするときは大抵(めんどくさいという理由もあるけど)ちゃんとした料理などはせず、簡単なものをなるべく手抜きで食べるのです。
手抜きと言ってもこれはむしろ精神的には真逆で、これはメーカーの研究者たちが様々な制約のもと商品開発の努力を重ねて導き出したひとつの「解」そのものをなんの手も加えず真正面から受け止めて食らいましょうという向き合いの結果でして、その精神はメーカーの方角に正座をして「いただきます!」と叫んでいるわけです。
東洋水産マルちゃん正麺の醤油味。これはホントに歴史の教科書に載せて良いくらいの革命だと思う。マルちゃん正麺より美味しくないラーメン屋とかなんなんでしょう。
日清ラ王袋麺の醤油味。すぐにマルちゃんを追いかけられるのは流石日清というだけある。どちらも美味しいけど、比べたら個人的にはマルちゃん派。ただバリエーションも気になる。
マルちゃん正麺 カレーうどん。こいつのせいかどうかはわからないけど最近こっちのカレーうどんがなかなか見かけなくなってしまった……。
ぼくはこっちのほうが好きです。
↑で、これらと同列に語るのはちょっと違うというのはよくわかっておりますが、価格的にも位置づけ的にもスタンダードに位置するほうの袋麺も、これまでの人生のおさらいとして幾つか改めて食べました。
明星チャルメラのしょうゆ味。これぞいかにも袋のインスタントって味がする。ただ多分これは積極的には食べないので、また次の機会がいつになるのかはわからないですね。
マルタイ 棒ラーメン とんこつ味。九州の人は幼少のころからこれ食べてるんですかね。いいなあ。
日清 出前一丁 しょうゆ味。セサミンとかそういうことをあまり言ってほしくないという気持ち、わかってほしい。お前が健康とか語る必要はないんだぜ…。
サンヨー食品 サッポロ一番 塩らーめん。マルちゃん正麺などのニューエイジ袋麺を例外としたトラディショナル袋麺ジャンルの中で最強に推す人も多い。あらためて「おさらい食べ」を進める中で思いましたが、やっぱりぼくもこれ一番好きかも…! ちょっとカレー粉っぽさみたいのもあるのかしら。
私家版・手抜き袋麺の作り方
さっきとまったく真逆のことを書きますが、学生時代によくやっていた、即席麺から更に手を抜くという手法です。後でも書くけど、そこまで手抜きしたいならカップ麺買えよという話はやめてくださいね。
①どんぶりにムリヤリ袋麺を突っ込み、水を適量かけます。
②いい感じの温度になるまでレンジにかけます。だいたい5分くらいかと。
③水もお湯になるので麺をほぐします。麺はちゃんと熱が通っているところとそうでないところのムラがあったりします。
④スープの元を入れてほぐして食べます。
麺の感じが明らかに不完全でまったく味わいが違うのだけど、これはこれで…という気分になり、たまにやりたくなる。あと単純にラクなのもある(ラクをしたけりゃ最初からカップ麺買えよという話ではあるけど)。
もしよかったら一度お試しください。確実に味は落ちます。