光景ワレズANNEX

赤いソファを知ってるか 青いソファを知ってるか

インスタのストーリーが良い

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インターネッツのトレンドに完全に置いて行かれて、しかもその自覚無く、自分たちがインターネッツのトレンドの中心に立って流れを見極めていると勘違いし、未だにニコニコ動画界隈が若い文化みたいに思っていて、あめぞうからネットに入った程度で古参気取りで、マストドンをもてはやすという斜め上のアーリーアダプター気取りをしてみたらすっかりコケたのは無かったことにして、まあ確かにナナゴーゴはコケましたが、YouTuberがお菓子食ってるだけの動画でこっちが10倍の取材費と執筆時間をかけた記事の10倍のPVをサクッとたたき出してるネットのバランスに対してYouTube系のブクマなんかほぼ無い現実、そんなはてな界隈の皆さまには理解されないのでしょうが、インスタグラムのストーリーがとても良いので、はてブコメントで常に「●●なのでは?」「●●が無いやり直し」「法的にひっかからないのか気になる」などの辛口コメントばっかり付けている私がその良さを教えて差し上げます。

 

24時間で消えるのが良い

まずこれが素晴らしい。見なくてもいい理由にもなるし、見られなくても仕方が無いという理由にもなる。消える前提で割と突っ込んだことを投稿しやすくもなるし、実際例のセクハラ仕事の告発をした芸能人もストーリーにアップしたというし(どうせ保存されるのはわかっていたとしても)場のルールとして消えるという前提があるのはまた空気が違う気がする。

 

消えるからマジのどうでもいいことのはけ口にちょうど良い

「起きた」「飯食った」「子供可愛い」みたいな他人にとってどうでもいいことを吐き出すのにTwitterもどうも息苦しくなってきたので、消える免罪符前提であるとちょうど良い。どうでもいいとわかってやってるのでどうでもいいし、みんなどうでもいいと思って見てるのでそういう批判もなしね。

 

足跡が良い

mixi時代を思い出すが、承認欲求の充足条件としては、自分の場合は実は結局10人くらい、しかも得体の知れてる人が見てくれればもう満足なのではないかという感じがする。また、常に見てくれる人はなんとなくTwitterの相互フォローなんかよりも全然つながってる感が出て良い。多分若者の間では既にこの足跡の駆け引き(未読スルー的な)文化も生成されているのだろうな。敢えて足跡付けないとかみたいな。

 

というわけでストーリーに私的なことを投げて満足している昨今です。私は更に鍵付きでやってるので最近の自分的最高SNSと化しています。