この品物が気になってるひと向けの主観的感想を書いた記事です。検討の一助になれば幸いですが、コレをそもそも迷うような人はとりあえず買っとけの精神でいいと思います。あとこれに興味ない人には一切意味の無い記事なのでブラウザ閉じたほうがいいです。
自分の感想を簡単に書きますと以下のとおりです。
・マジで小さく軽く唯一無二の存在は尊い。二台持ち派にはかなり良い。
・ソフトウェアと電波のつかみはクソ。サブでありメインにはなり得ない端末。
・充電がMicroUSBじゃないので面倒。
通常の製品情報やレビューはこの記事あたりを参考に。
端末二台持ちをする意味
そもそも自分は電話は殆どしないのですが、 二台持ちはiPhoneを初めて買って以来ほぼ10年くらい続けています。最初は電話としてのiPhoneを信用できなかったということに尽きるのですが、そのうち色々なメリットも感じて今に至ります。
・スマホをいじりながら会話ができる(ハンズフリーでもいいんだけど)。
・震災のような大事があったときのバックアップ回線になり得る(だからメインとサブで通信会社を分ける)。
・ドコモの「タイプSSバリュー」は1000円で1000円分の通話ができて現行のプランと比較しても魅力的。
・どちらかを「捨て番」にできる(一般にひろく使う番号とプライベートでわけるなど)。
昔はウィルコムも持っていたり、回線キャッシュバックのバラマキをしていた全盛期はそれこそ10回線近くを一人で持っていたり…などもありました。
↑(参考)旧ウィルコムのストラップフォン
結局今は、メインはiPhone(au)、サブはNichePhone-S(ドコモ回線)という感じにしています。
iPhone SEとの比較ですが、面積だけ見てもあまりピンとこないと思います。実物触ると軽すぎてビビります。
シンプルなケータイというのは常に一定の需要はある…はずなのですが、実態としてはシンプルすぎて実用に耐えないとか(総じて、シンプルと手抜きを勘違いしてなのかコスト的にかけられないのか、ソフトウェアがクソすぎるのが多々ある)、いざシンプルといっても最低限変換は賢く…電卓とカレンダーは…とか言ってたら意外とシンプルでもないとか、そんなこんなであまり流行らない、結果商品も出ないという悪循環に陥っている気がしますね。
特に「小さくor薄くする」のは常にニーズがありそうなものだが、ガラケーはそっち方面の進化を諦めてしまった(ニーズがないと判断したのか?)のでこういうニッチ商品を待つしか無いというのが残念です。
電話としての実用性
電波の入りが若干貧弱です。都内であれば特に問題ないと思いますが、窓から奥まった部屋とかで普通にアンテナ1本とかになってしまいます。レビュー記事にあるとおり対応バンドが少ないせいなので、山とか秘湯とかに行くときのために普通のガラケーも捨てずにキープしておいたほうが良いです。
アップデートについて
ドコモの3G foma回線ではアップデートできるのかもよくわからなかったので、いわゆる格安SIMであるところのDMMモバイルのSIMを挿して、あとは説明書のとおり実施(というか放置)したところアップデートできました。ご参考までに。
使用中の回線について
ドコモのFOMAプラン、タイプSSバリューで利用中です。SIMはドコモショップでnano SIMに変更してもらい(手数料2000円)、後からWebでiモード契約を解約しました。まさかドコモでiモードの付かない回線を持つ時代が来るとは…。ちなみに電話自体は繋がれば普通に会話可能で特に不具合はないです。ただこの回線だとアップデートができないので上記の通り別のMVNO回線とかあるといいかも。
結論
製品としては結構ダメな部分が目立ちがちですが、それでも唯一無二の存在。そんなものを買い支える気持ちはないでしょうか。ちょっとでも迷ったのなら買え!!!!!!
(おわり)