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赤いソファを知ってるか 青いソファを知ってるか

ちんちんはタマに貼り付く

4歳になる息子はいつの間にか自分でトイレに行けるようになり、親としてはとてもラクになった。2歳くらいからトイレットトレーニングをするような風潮だったりするのだが、ここは個人差も大きいようで、私自身も「うちの息子全然トイレに乗り気じゃないけど大丈夫かしら」と不安になったりもしたが、まあうちもそういう感じで大して頑張らずとも行けるようになったので、もしお子さんのオムツ卒業に不安を感じている方がいたら安心してくださいと言いたい。

 

最近は親が一緒に付きそうことも嫌がり「一人でする」と言って自分でトイレに行き、自分で子供用便座アタッチを置き(大人用の便座では尻がハマってしまうので)、自分でズボンとパンツを脱いで座って用を足す。用を足したあたりで私は息子に「ちんちんをピッピッと振るように」と必ず声をかけて教えていた。男性なら当然わかると思うが、そのままだと尿の雫が付いていることが(特に子供モードのちんちんでは)ありがちなので、よく振るのが常識である。幼児の場合はトイレットペーパーで先端を拭くくらいしてもいい(大人でもたまにするけど)。

 

で、この「ちんちんをピッピッと振る」、妻は全然知らなかったようで「ナニソレ?」と言っていた。何を今更カマトトぶってるんだと一瞬思ったが、考えてみたら女性で男性の排尿サポートなど、そういう仕事かあるいは家族の介護などの実践がないと殆ど知る機会自体が無いのは当然だと気付いた。確かに私も幼児期以降誰かにやってもらったことなど一度もない。なので、ちんちんとはそういうものなのでそう教えて欲しいと情報共有した。

 

 

 

先日、息子が一人で用を足しているトイレで叫ぶ声が聞こえたので駆けつけてみると、綺麗な排尿に失敗してしまったようで太股やズボンが濡れていた。我慢しすぎて間に合わなかったのかと思ったが、こういうときには決して叱ってはならないので拭いてあげつつ状況から原因分析をすると、ただ我慢して間に合わなかったのではなくて、ちんちんがタマに貼り付いて棒がシュルッと丸まった状態のまま排尿を始めてしまったために軌道がメチャメチャになり、結果太股やそれを伝ってズボンのほうまで行ってしまったという状況だとわかった。フルフェイスな皮の子供ちんちんとしてはありがちな状態で、対策としては一度排尿の前にちんちんを引っ張って通常の棒がフリーの状態にもっていってあげる必要がある。なので上記のように排尿後はちんちんをピッピッと振る、の他にも「排尿前にちんちんを引っ張る」ことも都度教えるようにした。

 

そして妻にもちんちんを引っ張ることも都度言ってあげるようノウハウ引き継ぎをしたところ「引っ張るとは何か」という疑問を持ったようで、上記の内容を説明すると「ちんちんにはそんな隠し機能もあるのか!」的なリアクションだった。ちんちんがタマに貼り付くこともある、そんな男性の当然の常識は30数年生きている女性が知らないということもあるのだ。

 

逆に女性にもそういう「男性が通常知り得ないシモのノウハウ」みたいのは幾つかあるのだろう。しかし多分「そういうのある?」と女性に聞いてもきっと出てこない性質の事柄(自分自身でノウハウと認識できていない範疇)なので、娘が同じようにトイレットトレーニングをし始めた頃に妻がなんとなく伝えるノウハウをしっかりと見ていきたい所存である。