光景ワレズANNEX

赤いソファを知ってるか 青いソファを知ってるか

カラオケ嫌いがカラオケ教室に行ったら楽しさがわかったよ!

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先日公開したハイエナズクラブの記事

hyenasclubs.org

 

この取材に同行していた。半分はカメラマンとして、半分は自分もカラオケ教室ってどんなことを教えてくれるのだろうか、と前々から興味があったので生徒としての便乗である。カラオケに限らず、とにかく色々なものを習ってみたいと思っているので機会があればジャンジャン乗っかっていくのだ。

 

ところで私のカラオケに対する向き合い方であるが、まず基本的にカラオケには行かない。行ったとしても歌わない。どうしても仕事の客と行かざるを得なくなったときは酔ったフリをして途中で帰ったくらいである。人の歌が嫌いとかではなく、マジで苦手意識があるのだった。

大学生くらいのときはそれなりに行って歌うこともあったが、そのときは場の誰もが知らないようなロキノン系を平気でチョイスして「知らね~」って空気を無視しながら歌ったりもしたが、自分の声が好きじゃないうえに普通にこれ歌えてないな、っていうのはわかるので、段々疎遠になっていった。

 

ところで、子供ができるとどうしても幼児向けの歌を歌ってあげたりもするのでなんとなくアカペラ(というのか?)でドングリコ~とか歌ったりはするが、これもあまり自信が無い。まあ巧い/下手はあまり関係なく、自信の問題だとはわかっているが、要するに自信が無いのである。自信のない男はモテない、とはよく言われるが自信の無さは実際の所作の悪さに繋がっていく。負のスパイラルというやつだ。こういうのを打破するには何かきっかけがいる。そういう意味でカラオケ教室には興味津々だったのだ。いわゆる北方謙三の小僧ソープへ行け理論である。

記事では筆者のさとみこんこんさんだけが習っている感じになっているが、実際は2人でレッスンを受けている。先生にお教えいただく内容は記事のとおりだが、「習っている」というシチュエーションプレイで「恥ずかしさ無く」「効率的に」「プロの指導の下に」声を出せるというのがこれほどなのか!と感動すら覚えた。(これはステマではないですっていうか今どきステマとか言ってるとセンスを疑われるのでやめましょう)
自分の声量はここまで出るのか、こういう声の出し方は今の自分には厳しいのか、というのがよくわかった。加えて、今どきのカラオケマシンのすごさにもビビった。音程が常に表示されるので、言ってしまえばこれを合わせるように練習すればいいということだ。
あと、声を出すというのはナチュラルにテンションが上がる気がした。普段殆どやらないことというのもあってかなり楽しかった。

 

 

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 私は課題曲で山口百恵の「いい日旅立ち」をチョイスした。理由は万人が知っていて接待的なシーンでも使えそうということと、

 

www.youtube.com

こういうこと、だ。

 

うろ覚えの部分がありその部分が点数の伸びを妨げたが、基本的な歌い方がわかったのと、意外にも音の外れは無いというのが客観的にわかったこと、あとどちらかというと谷村新司バージョンのほうが自分の声域に合ってるのがわかった(当たり前か)ので今度から谷村新司バージョンで臨みたい。
※もしくは先生に探していただいた適切キーが山口百恵を4つくらいキーを上げた状態だったのだが、これは谷村新司バージョンとほぼイコールだった。

 

 

熱血指導前

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熱血指導後

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リベンジ時

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記事の中で熱血指導を受けた後の方が点数が下がったが、私もまた下がった。で、その後のリベンジで私も同様に点数が上がった。ネタでも何でもなく普通に下がりやがるので先生には悪いことをしてしまったが、基礎の基礎みたいなことがわかったので、他の歌を練習するにあたっても役立つと思った。何よりも気持ちの問題、歌うのって楽しいなというのがわかり、このレッスンの後帰宅(さとみこんこんさんは記事の取材をするということですぐ別れた)する際も、ヒトカラ行くかぁ…と真面目に思ってしまったくらいだ(でも疲れてたので行かなかった)。
あと今更ながら理解したのは、カラオケが巧い人はそれなりにヒトカラに行くなり何なりで練習の機会を持っていて、何度もその持ち歌を歌い込んでいるという基本的な事実があるということだ。私のように数回聞いただけのうろ覚えではだめなのだ。昔ジムに通う前、私は運動が嫌いでジョギングにも苦手意識があったのだが、自分のペースで自分なりに楽しめばいいということを知ってからは(それまでは他人の目を気にして他人と競うものという思い込みがあった)それなりに楽しめたのだった。同じようにカラオケも基礎があり、練習があり、その上で差をつけるのが身体的才能なりなのだろう。

 

先のハイエナズクラブの記事にするにあたっては先生にきちんと説明をして協力が得られ、なおかつ読者の皆さまに対して、通常有料の体験レッスン無料の特典までご提供いただくこととなった(ちなみに場所は赤羽のカラオケボックスです。詳しくは元記事をご覧下さい)。熱血指導の藤村先生はマジで気さくでわかりやすく、かついい人だったので私のように苦手意識がまずアタマにある人は是非体験だけでもしてみることをオススメしたい。念のため書くが私はちゃんと普通のレッスン料をお支払いして受けているので、別にステマとか便宜を図ったとかそういうのではない。

 

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アド街を見た!」でも何も得にならないご時世、本当にありがとうございます。