光景ワレズANNEX

赤いソファを知ってるか 青いソファを知ってるか

私的・2018年に買って良かったもの、良かった作品などの振り返り

年末はインターネット恒例の振り返りです。年に1回くらい振り返ると精神的にもネタ的にも丁度良いんですよ。というわけでよろしくお願いいたします。ちょっとでも何かのお役に立ったら嬉しいです。

 

 

フロアフロス

f:id:akasofa:20181213003555j:plain


ハイエナズクラブのさとみこんこんさんがフロスマニアで、教えてもらってフロスを習慣化して結構経ちます。近所で売ってるフロスがなんか使いにくく、さとみこんこんさんに聞いたところこれを勧められて実際良かったので愛用しています。フロスで歯間を掃除すると異常に糸が臭くなる(掃除できた証拠)ので今まではこれを口の中に放置してたんだなーと怖くなります。フロスの良さもちゃんと宣伝したらネット民に流行る気がするなー。

 

 

カリタ コーヒーミル ナイスカットG


昨年ボダム社のコーヒーミルを買ったのですが、構造上メンテの頻度が高くないといけないのとメンテで掃除しきれない部分があるのが困ったので買い換えました。ボダム社のやつで自分の生活にコーヒーミルが馴染むと判断できてからアップグレード的な意味で買えたので無駄だとは思っていませんが、やっぱりこっちのほうがメンテ性が高くて良いです。確実にコーヒーミルと生きていくとわかってる人はいきなりこっちから入っても良いと思います。

 

 

iRobot ブラーバ&ルンバe5

 

f:id:akasofa:20181213000040j:plain

f:id:akasofa:20181213000011j:plain

ルンバがあるからブラーバ要らんだろと思ってましたが、買ってみると使い方が違ってむしろ良いコンビな気がしました。ルンバは平日日中にスケジュール動作するのに対して、ブラーバは自動起動が無いので夜中に動かしています。音はほぼしないので夜中でも全然大丈夫で、昼間ルンバが動いているはずの部屋でも結構またホコリが取れます。ブラーバジェットという水を吹き付ける上位モデルもありますが、敢えてのノーマルなブラーバで、これに市販のウェットタイプの床ふきクロス(オススメはウェーブというブランドのやつ)を取り付けると床の濡れ拭きができるのでこれで充分でしょう。


ルンバはなんだかんだ6、7年くらい前に買ったモデルが現役だったので、PayPayの20%キャッシュバックを好機と捉えて最新のe5に買い換えました。あらゆるところが順当に進化していて満足しています。でも劇的に変わってるわけでもないのでほぼ完成形なんすね。

 

 


アイリスオーヤマ オイルヒーター

 

寝室用に。マイコン式というやつを買いました。デロンギの3畳モデルを使ってましたが買い換え。しっかり暖かさをキープして、かつ空気が汚れる感じがないので子供がいる家庭としては良いものです。電気代が怖いけど。

 


NichePhone-S 4G

 

本体買ったのは10月ですが、docomo 3GのSIMが非対応でMNPできるようになる12月まで寝かせ、OCNにMNPして使い始めました。これでメインau回線、サブdocomo回線の安心体制を確立できました。電話専用としていつもiPhoneと一緒に持ち歩いています。電話なんかかかってこないくせに電話・ネット回線が途切れると不安しかなくなる性格なので(こち亀の本田のバイクと同じ理論です)。

 


毛玉取り器 IZUMI KC-NW87


今持っていた機種が20年前に買ったもので、それでも超元気に動いてて全く買い換えの必要は無かったのですが刃のほうがキレが悪くなったので買い換えました。服の毛玉は清潔感に直結するようなのでちょいちょい掃除しておきたいところです。

 


自動製氷つきの冷蔵庫

引越を機に買いました。というか4人家族サイズにしたら自動的に付いてきたというか。本当は要らなかったのだけどもう400リットルサイズだと必ず付いちゃってる。しかしこれが便利で、今までイラネと思ってたのだけど今は無いと困る感じです。なんでも先入観でイラネと思っちゃだめなのかもしれませんね。

 


ヘルシオ ホットクック KN-HT99A

 

何が良いのか伝わりにくいマシーンですが、食材をブチこんであとは放置でカレーとかシチューとかできる機械です。圧力かけられたり低温調理できたりするわけではないので普通じゃない料理ができるというわけではないです。しかし「調理中まったく気にかける必要が無い」「技術が要らない」「ちゃんと分量守れば及第点の味が出る」という時短装置と捉えると良いのかもしれません。自分はよく無水カレー(水の代わりにトマトの水分を使う)を仕込んで食べたりします。劇的に「うめぇぇえぇええ」という料理ができるわけではないのでそういう期待はしちゃだめです。乾燥機付き洗濯機とか食洗機とかロボット掃除機に感動を覚えた人なら結構高評価できるかも。

 


無印のルームシューズ

最近寒さにすっかり弱くなって、多分加齢によるものですが、とにかく冷えないようにするのが大事と気付きました。室内の足下の寒さもバカにできなくて、靴下履いたりでガードしてたのですがもっと効果的っぽいルームシューズを買ったら大正解でした。来年は半纏をここで褒めてる自分がいるかもしれません。なおコタツは人をダメにする悪魔の装置なので買いません。

 


ニトリマットレス

引越に伴ってかなり長期に使っていた無印のマットレスから買い換えました。グレードが幾つかあって悩んだのですが中の上くらいのやつにしました。ほどほどの柔らかさでとても寝心地が良いですし、中身の構造を見るにシモンズとかに大きく劣るようにも思えませんでした。

www.nitori-net.jp

かなり種類があるんだけど、確かP3-03ってやつです。実店舗で確認するにしても限度があるし選ぶのも難しいところですが。

 


Zolo Liberty+

f:id:akasofa:20181213001326j:plain


完全独立のワイヤレスイヤホンを初めて買いました。いわゆるAirPods的なやつです。安心のANKER製。以前簡易的に安いやつを買ったことがありましたが遅延も酷いし接続も面倒だしで使わなくなりました。最近は進化してるのかなと思って買ってみたら利便性が高くて良いですね。使おうとすれば繋がるとか、カナル型でありながら周囲の音を敢えて拾う機能とか、使い勝手が良いです。あと完全ワイヤレスだとまた全然人間としてのムーブが変わってくるというか、こういう今までと違う世界(完全ワイヤレス)の品物に触ったときのワクワクは良いですね。

 


通勤用リュック

別記事で書いたとおりですが、今やこれを買わなかった過去数年を恨むくらいです。

 


本、漫画、映画、ゲーム、アニメ、動画など

 

いますぐ書け、の文章法(本)

元々デイリーポータルZの林さんがどこかでオススメしていたものを見て買ったという経緯ですが、自分も読んで良かったのでTwitterで何度かオススメしました。
自分の感覚では、ある程度文章を書くことにこなれてきて「どう書くと面白いかな」「こんな表現じゃ面白くないのでは」みたく自分の中でスランプっぽくなっちゃった人こそ読むべき内容かなと感じました。というのもぼくがまさにそんな感じだったので。おかげさまでこのブログの更新回数もアップしたとおり、まさに「いますぐ書い」たりしてるわけです。魂がこもっていたらあまり文章力とかどうでもいいんですって。

 

 

湯遊ワンダーランド(マンガ)

f:id:akasofa:20181213003141j:plain

よくわからないけどここ数年のとある層における銭湯・サウナブームは凄いなと思います。そして銭湯・サウナのマンガや記事などもめっちゃめちゃ増えました。ぼくもブームに乗って結構好きになりましたが、本来は源泉掛け流し原理主義の秘湯巡り派でサウナは見向きもしてなかったのですが、ご多分に漏れずちょいちょい行くようになりました。
で、サウナ→水風呂の魔力はある種の薬物みたいな、ASKAもサウナを知っていたらあんなことには…と思わざるを得ないところがあり、サウーナを辞めろみたいなラップを歌う人も出かねないある種の中毒性、そして「こんな良いものを知らんなんて」とサウナゾンビが布教してサウナーを感染させていく。いまはそんなサウナバイオハザードな状態なのでしょう。
で、散々サウナのことを書きましたがこの作品の本質とサウナはあまり関係なく(とぼくは見ている)、たまたまサウナが舞台なだけであって本質はまんしゅうきつこ先生独特の語り、観察眼、構成力がこれまで以上にレベルアップした私小説的な内省マンガです。多分もう次作以降でサウナとかあってもなくても関係なくこの人は更なる高みにのぼると思います。でもヤバイ薬とかに手を出すのはやめて欲しいところです。つげ義春桜玉吉が好きな人は絶対ハマると思います。きつこ先生のひなびた温泉旅とか読んでみたいですね。

 

 

スプラトゥーン2(ゲーム)

昨年からずっとハマって引き続き時間をチュウチュウ吸われています。なんでこんなに楽しいのかね。そろそろやっと飽きを感じてきてプレイ時間を減らせているので新作はしばらく待ってください。

 


UNDERTALEとDELTARUNE(ゲーム)

UNDERTALEは数年前からPCなどで出ていて今更な感じはありますが、ぼくのようにSwitch発売から入った人もいるでしょう。そして……いやあ、久しぶりにゲームで感動したというか、唸らされたという思いです。だからといっていきなりゲーム初心者がプレイしても多分ダメで、昔散々ゲームをやってきた蓄積のある中年ゲーマーだからこそ感じるところもあったと思ってます(ノスタルジーって意味ではなく。やった人は意味分かるよね)。というわけで昔ゲームやってた人のほうがより響くかもしれません。世界観が謎すぎて1周するまで「?」が取れないけど。

で、PCで体験版とはいえかなりのボリュームで無料プレイできる続編というか関連作というか、な『DELTARUNE』もプレイしました。Switchで入ってきた人を狙ったのでしょうね。これまた今後に大期待なのですが、なんとこれで無料という「作者に課金できない不具合」があるのでiTunesストアでサントラを買いました。あとは是非信頼できる開発チームを作って完成への手を早めていただきたい……!! 本当、お願いします。

 

 

ヒカキン&セイキン(動画)

子供が見るようになったので、Fire TV Stickで一緒によく見るようになりました。最初は小馬鹿にしていたのですが、特にヒカキンの最近の動画はロジックとハプニングの積み重ね、細かな部分までの気遣い、彼のカリスマ性なども相まってすっかり自分もハマってしまいました。またセイキンもイマイチな動画センスや天然なコメント、しかしながらいい人なんだろうなあという感じが好きになりました。1歳半の娘が二人の曲が好きでよく流せとせがむので、『YouTubeテーマソング』は歌詞カード無しで歌えるようになりました。やっぱりこれからは(広く受け入れられるには)文章の記事じゃなくて動画よなー、と改めて痛感しました。今は勉強の視点も入れて色々見ていて、(これは前から言ってますが)子供さえ乗り気になったらいつでもキッズYouTuberを始められるよう準備しております。しかし他にも幾つかのチャンネルは見ているけどやっぱりUUUM所属YouTuberは安心して見られますね。

 

 

HUGっと!プリキュア(アニメ)

プリキュアをちゃんと視聴しはじめたのは今作が始めて(なぜなら硬派なオタクなので)なのですが、相当に素晴らしい話ばかり。育児がテーマのひとつなのでそれで見ようと思ったのですが、実際は育児だけでなく様々な現代的テーマを盛り込んでいて、今風に言うと「わかりみが深い」みたいなやつです。出てくる赤ちゃんが作中で少しずつ成長していくのもちょうど自分の娘の成長とリンクしていて2割増しで楽しめています。映画も平日日中に一人で行ったのですが母子連れとガチめのオタクに囲まれながら3回泣きました。

 


快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー(特撮)

ライダーは大人のファンも多いという印象が一般に広がっていると思うけど、スーパー戦隊は世間からはまだ子供向けというイメージが強いのではないでしょうか。しかしストーリーや設定の厚みは作品によってはかなりしっかりしていて、ガッカリレンジャーな年もあるけどルパパトはまさに当たり年(ちゃんとライダーにも仮面ライダーガッカリがいますし)。どうしてもルパレン=メイン、パトレン=かませ犬で終わるのでは的な見方はあったけど、実際始まるとだんだんパトレンジャー側の面々の魅力が大きくなってきたのが勝ち要因なのかなあ。とにかく話と人間に魅力がありますね。玩具があまり面白くないのが残念…(実際売れてないとか)。

 

 

ここは、おしまいの地(本)

『夫のちんぽが入らない』でも話題をかっさらった、こだまさんの本です。一時期、自分は昔のテキストサイト出身者たちのようなブッ飛ばした感じで笑える文章というものを意識しすぎて、へんなフレーズや言い回しにとらわれすぎた時期がありました。でもそれはぼくには向いていなくて、そして諦めていいということにようやく自分の中で納得ができた次第です。それはこだまさんの平熱の文章でおもしろもかなしみも絶妙に表現できるのが凄いと思ったからで、こだまさんの文章は笑いを取りに行ってないトーンで笑えるのが良くて、これだと思ってからは今の自分の目標になっています。

 

こんなところでしょうか。大小もっと様々あったし、ヤベーこれは買わなければ良かった、というのもあった気もしますが、このタイミングに思い出さなかったのも運ということでまあいいでしょう。

 

(おわり)