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赤いソファを知ってるか 青いソファを知ってるか

引越にかかわるもろもろの個人的メモ

何度目かの引越を終えて、とサラッと言うもののやはり結構大変な個人プロジェクト(特に独り身より家族が増えるとなおさら)なので、毎回いろいろと学びがある。時代が変わったり家族の人数が変わったり様々な条件の差があるだろうし、転勤族の人のように数年に一度の引越経験があるわけでもないが、もしかしたらシェア〜しておけばひとつでも誰かの役に立つかもしれないので、自分用だけど公開メモ的なかたちで書きます。

 

白物家電の選定

白物家電はリセールバリューが極端に低いので、一度買ったものを長く使うつもりでいたほうが良い。しかしだからといって無駄に高いものを買う必要も無い。基本的に毎年新型は出ているものの、型番マイナーチェンジ程度だったりする(メーカーサイトで取説をDLできるので、過去モデルとの詳細差異を確認できるが数年程度ではビックリするほど何も変わってない)。なのでなるべく型落ちを探したほうが幸せになれる。2年落ちくらいの品物がカカクコムにも載らず店で扱われたりしている。大抵の白物家電は基本的に家電量販店で交渉すればカカクコムより安く買える(ただし配送設置とか古いものの引き取りとかトータルで考えて、の意味)ので、各種家電量販店のサイトや実店舗をチェックしたほうが良い。

 

 

■ウォシュレットは自分で付けられる

ウォシュレットは自分で簡単に取り付けられるし、何なら新品のほうが気持ちいいので無くたって気にしない。QOL向上度ははんぱないので絶対付けよう。1万円台のもので充分。退去時は貸主によっては「そのまま置いて行きましょうか?」と言うとOK出してくれるし。なお外して捨てる場合は基本粗大ごみです。

 

 

■いまどき食洗機を付けないのはモグリ

パナソニックが後置きの食洗機を出しているが、食洗機本体より分岐水栓の取り付けと設置スペースが大抵問題になる。が、これらも踏まえても買ったほうが良い。分岐水栓は型によるが1万円くらい、それと1000円くらいのモーターレンチがあれば大丈夫。恐るるに足らずなので付けよう。

ちなみに今回は後付け→ビルトイン食洗機になったが、ビルトインはまた食洗機ワールドの幸福度がワンランク上でした。

 

白物家電の処分

仕様年数と使用しているモノにもよるが、基本的に価値が急速になくなるので「いかに安く処分するか」を念頭に考えたい。ある程度新しければリサイクルショップで値段が付くこともあるが、0円でも御の字(リサイクル料による足が出ないということで)としたい。

自分は今回は食洗機と冷蔵庫が不要になったので、「おいくら」というサイトで一括で見積もり依頼を投げた。

oikura.jp

これで近隣の実店舗を持つ業者を検索しつつ一括で依頼できるのだ。期日を切って投げられるので返信の早さとか丁寧さで判断してもいい。あと引越見積もりの一括依頼のようにガンガン電話攻勢を食らうみたいなこともない。

ここで面白いのは、業者によって全然買取の見積り額が変わること。金額の上下どころか「扱えない」「マイナス○千円」「合計○千円で買取」「こっちは買い取るけどこっちはダメ」みたいに本当にバラバラ。なので遠慮無く自宅に取りに来れる範囲の業者に一斉にブン投げていい。

 

■エアコンの処分

別の記事に書きました。

akasofa.hatenablog.com

 

 

■引越業者の選定

・必ず相見積りを取る。同じ日同じ時間に見積りに来てもらうくらいでもいい。必要十分条件を備えて価格が納得できるところにすれば良いと思う。

 

アート引越センターは食器と靴を入れる専用箱が便利だった。運ぶ、養生する、あたりはよほど酷いところ以外はそれほど変わらないのではないかな。今回はアート、サカイ、アリ以外の業者を使ってみた感想。ただし引越業者の営業は基本いい加減なので気をつけろ。何人も会ったがちゃんとした人間を見たことが無く、必ずどこかに穴があるし、一ミリも信用するな。バカのフリして聞いて一旦提示された金額の2割以下からがスタート地点。

 

・働いているのは人間なので、現場の人にはお弁当代を出す。最初にリーダーに渡して士気を高める。ただし念のため、リーダーが着服しないようにメンバーにも「リーダーに渡しておいたよ!」とのアピールを忘れないこと。

 

 

 

■退去した部屋の掃除

後述する敷金清算に響いてくる箇所以外はあまり力入れて掃除する必要は無いです。どうせ貸主が掃除するんだし。クロスの汚れやキズは補修アイテムが売っているので適切なアイテムで補修すればノーカウントになることも多々あります。というか実際の業者も次の入居者を迎える前にそういうので補修してることも多いし。信用できない貸主だったときのために入居時のキズや汚れは写真で保存しましょう。

 

 

■敷金清算

過去めちゃめちゃモメたことがある(後述)ので構えてたのだけど、今回はすごく真っ当な金額の見積りが出てきて拍子抜けした。敷金引き内容については一瞬で合意しました。

 

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消耗品のクロスやクッションフロアは「前回の」張替年月(自分が入居した年月ではない)から残存価値を出して負担を割っているので、張替と言われても1000円とか1円みたいなレベル。

 

 

以前の引越のときは敷金清算がヒドすぎて、交渉してもファイティングポーズだったので遠慮無くこちらも全力だそうということになり少額裁判までやるハメになったので、いい経験ではあったがクソ面倒だった。

 

akasofa.blog130.fc2.com

 

 

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この当時はまだ敷金のガイドライン的なやつが整備されるかどうかという時代だったので、こんなハチャメチャな見積りをマヌケ面で送ってくる業者もいるわけです。最終的に裁判を経て上記を3万円にさせました。今もいるのかはわかりませんが、この会社自体はまだ潰れてないのでまだやってるかも。

ちなみにこの管理会社、社長のメッセージが「他人の嫌がることを率先して実行できる組織」なので、まあ確かに、と思いましたね。(ググったらすぐ出るよ)

 

そんなわけで、選べる状況というのも少ないと思うけど、物件は管理会社がどういうところなのか、も多少気にしたほうが良いです。

 

 

■ポストにこれ貼っとけ

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新居に入ったらこれポストに貼りましょう。Amazonで数百円だし、何なら自分で作っても良いと思うけど、とにかくコレはめちゃめちゃビビるほど効果ある。ポスティングの人も「こういうのが貼ってあるところには入れないように」と教育されてるっぽく(だってチラシって連絡先書いてあるから、クレームも入れられるし)、面白いようにチラシが減ります。ただし共産党とかのビラはそんなの関係ねぇ!とブッコんできますね。

 

 

 

いま思いついたのはこのあたりでした。

(おわり)