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赤いソファを知ってるか 青いソファを知ってるか

【告知】ハイエナズクラブで個人ブログやサイトを見せて欲しがっています

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ハイエナズクラブというサイトがあります。

知ってる人は知ってるという程度の知名度ですが、おかげさまで低空飛行で続けさせていただいております。

この集団の長であるzukkini氏が現在渡米していることもあり、私が現在ハイエナズクラブの実働的な部分を担当しています。対外的に理解頂けるのが早いよう編集長などと名乗ることも許されていますが、個人的にも忙しく最近はそもそも界隈に出てそう名乗る機会もないです。

 

でサイトではだいたい毎年賞レース的なことをするのですが、今年も実施しました。特に今年に関しては、ブログや個人サイトをやっている人にフォーカスしたのでこの個人ブログでも告知したい次第であります。

 

hyenasclubs.org

応募条件、締切等詳細は上記リンクです。

 

 

最近、デイリーポータルZオモコロ別視点ガイド、その他にもそれどこSPOTなど色々なサイト、オウンドメディアでも賞レースを開催することが増えてきました。

 

ひとえに、どこのサイトも書き手不足を実感しているからだと思います。

というのも、まずひとさまに面白く読ませる記事を書ける人材、これはまあ広いインターネット、そこそこには存在します。しかし加えて、それを継続できる力、これがなかなか難しいわけです。過去の賞レースでデビューした人がその後どれくらい活動が続いているかウォッチしてみると、コウメ太夫やジョイマンを笑うことなんか全然できない実態が見えてきます。大体2、3年もするとやりたいことが無くなったりするのか、枯れてくるんですね。もっと酷いと、その賞レースに応募しただけで燃え尽きて、(ネットでは)何もできなくなっている人もいます。

まあ渾身の一作というのはそれはそれで素晴らしいので全く否定しませんし、本人がネットの活動を長く続けること自体を志向していないかもしれないので別に悪いことではないですが、今回ハイエナズクラブでは目線を変えました。100点の記事1本より1点の記事100本書ける人のほうがもしかしたらスゴイのではないか、と。いや、できたら5点くらいは欲しいですが。

 

例えば、ハイエナズクラブのメンバーにはケアムーラさんという方がいます。(この人が1点の記事という意味ではないぞ!)

www.initial-kurita.com

この人は誰に頼まれるでもなく、金を貰うわけでもなく、10年近く数百の2コママンガを延々とアップしているのです。ちょっと異常です。

 

この人は極端なのですが、基本的に「何らかの発表活動を息を吐くようにする人間」に出会いたい、というのが今回の主目的です。

 

zukkiniさんもまた、日記を通算10年以上書いています。よくこんな昔の話覚えてるなとこれまた異常です。

bokunonoumiso.hatenablog.com

 

それからハイエナズクラブメンバーでもあり今や他方面で活躍しているあおむろひろゆきさんなどは、あれだけの発表活動をしつつ、多分コアなファンしか読んでないであろう日記などもシコシコと書いておられます。

生活について

 

私もそうですが、たまに寄稿でお金を頂ける機会も増えたものの、仮に誰にも金を貰えなくても、何かしらを発表する活動を辞めることは多分ないでしょう。なぜならそれ自体が楽しいから。仕事だからとかお金が発生するとか、それはそれでやりがいや実利にもなりますが、それ以前の動機づけがあるのです。

 

そういうナチュラルアウトプッターがいれば是非名乗り出て欲しい!というのがぼく個人の思いです。当然飽きたり忙しくなったりというのはあると思います。でも根本的な足腰がそういうふうにできているけど、もっと色々な人に見て欲しいなという思いがある人のアウトプットを読んでみたい。

そして多分このタイプは、先に書いた「賞レース向き」の人ではない可能性も高いのです。なので尚更そういう人からの応募があれば嬉しく思います。別に面白いことをしてなくてもよくて、マジの個人日記でも読みたいです。センスと思考から紡がれる文章が面白ければ、極論ネタってなんでも良いのではないか、みたいな。それにギャハハと笑えるだけが「面白い」ものではないわけです。そういう才能に会ってみたいという欲があるのです。

 

例えば最近では、かとみさんというメンバーがいます。

死ぬほどバズったこの記事があります。

oni-gawara.hatenablog.com

この人は元々別視点やオモコロ、ハイエナズクラブ等の読者でした。そんな中でハイエナズクラブに入りたいという話を頂いたとき、「まずはブログを始めて下さい。それを見て判断させてください」という話になりました。そうしたらとても面白いものを書く人だとわかり、一定の期間の後、加入いただきました。その後の界隈での活躍は上記の記事を含め言うまでもありません。そういう風に世に隠れた才能を開花させるのが我々は得意です。売れたら後でハイエナズクラブの名前を出せと執拗に星野監督的に恩を売り、恩を忘れた者には「これは喝だな」と執拗に張本のようにどうでもいい仕分けをしていくスタイルです。勿論第一には本人のセンスが素晴らしいからなので誰でもそうなるというわけではないですが、応募しても損はしないのではないでしょうかという話です。

 

そういう告知でした。よろしくお願いいたします。

(今回は特にはてなブログの相性が良さそうな予感がするので個人ブログのココにも書きました…)