さきほどの話。
いま、10年ぶりくらいにアメリカンドックを食べて凄く不思議な気持ちになっている pic.twitter.com/oSXz1Z8eTJ
— 赤祖父 (赤ソファ) (@akasofa) 2016年5月19日
当たり前のことだが、人によって食生活のリズムやパターン、嗜好は異なっている。その中では当然偏りが発生する。
「嫌いじゃないけど、特に進んで食べることもないし、食べるタイミングもない」
といったような、マイ食事ポートフォリオ構築の際に特に理由もなく漏れてしまうような、エアポケットのような食べ物が誰しもに必ずあるはずだ。ぼくの場合、アメリカンドッグがそれだった。
アメリカンドッグは小学生くらいまでは好きで積極的に食べた覚えがある。しかし今のぼくの中におけるアメリカンドッグの立ち位置は微妙で、「食事」にはならない(したくない)し、「おやつ」にしてはオッサンには重すぎる。仮に「重めのおやつ」が欲しければ、ぼくの場合はたこ焼きや鯛焼き、ケーキや肉まんなど錚々たるライバルが限られた容量のぼくの胃袋に飛び込むスキを狙っており、また大抵彼らをチョイスしていた。そこにアメリカンドッグという選択肢は無かった。
別にアメリカンドッグをディスっているわけではない。よく見るとコンビニのホットスナックの中に大抵ラインナップされているようで、実は定番として売れ、またよく食べられ愛されているのだと思う。単に自分の視界の中からアメリカンドッグがぼやけた存在、そこに在るのに認知できない存在、のようになっていたのだ。
人間が食べられる量には限界がある。ましてヘルシー志向、減量志向の現代人にとって、不必要に不必要なカロリーを摂ることは悪として見なされる。ちなみにアメリカンドッグのカロリーは約260kcalらしい。
※Google、ここまで出るのね…
260kcalがどれほど大きいか、ダイエット中の人なら言わずもがなだが絶対口にしないだろう。ぼくも一時期レコーディングダイエットをしていたのだが、あらゆる食品のカロリーを調べ記録していた結果大抵の食べ物はパッと見でカロリーを推定できるようになった。その脳内スカウターがボンッ! と吹っ飛びそうなアメリカンドッグの「いかにもカロリー高そう」感は無意識に忌避するところだったのかもしれない。まあ肉まんと大差ないんですけど…。
とにもかくにも、アメリカンドッグはかなりの期間食べていなかった。そして先ほど、食べてみた。
感想は、アメリカンドッグだ! ということでした。
あとツマランあるあるネタみたいで恐縮ですが、付け根のカリカリの部分も最高でした。以上です。
ところで周りの人に「嫌いじゃないけど、全然食べてない」ものを聞きまくってみたい衝動にかられている。ひとつくらいあるでしょう?