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光景ワレズANNEX

赤いソファを知ってるか 青いソファを知ってるか

富士そば本社取材をしたことの余談

体験

ハイエナズクラブ名義で、リブセンス社の賃貸情報サービス「door賃貸」で展開を始めた「ドアラジオ」というオウンドメディアに寄稿している。そこで先日、富士そばに関する記事を書いた。

 

chintai.door.ac

 

ただのサラリーマンがWebライター気取りでマジの取材をしてしまったが、先方には前向きに協力いただいて本当に感謝しきりであった。どこの馬の骨ともわからぬヤカラがいきなり電話してきたというのに(もちろんその後企画書等をお送りしました)、最終的には往訪し直接エラい人にお話を伺うことができた。

 

そもそもぼくはシステム屋さんのサラリーマンなので、きちんとしたインタビューなどやったこともない。Webでインタビューに関するノウハウ記事などを読んでもいまいちなので、困った挙げ句に一応吉田豪の本を読み、あとはぶっつけで臨んだ。でもその割には聞きたいことは大分聞けたし、また思ってもない話も出てきたのは自分が本番に強いタイプだからか、先方のお気遣いあってこそか(まあ後者だとは思うが)、とにかく身のあるお話をいただけたと思うし、記事にもできたとは思っている。本当はもう少し書けない面白い話もいただいたが、それは書けないので書かない(そういうのは信用に関わりますからね)。

 

ところで、Web上で幾つかインタビューのコツみたいな記事を読んだが、あまり見かけなかったそれ以前のレベルの話を書いておく。

 

ちゃんとした取材をするときのコツ以前の話(暫定版)

 
◆普通のビジネスマナーを意識する

Webライターの話とかで、そもそも常識が無いよアイツラ、みたいな苦言を見かけることがある。そこで言ってる常識というのはいわゆるビジネスマナーのことだと思うけど、仕事でやるならそこに気をつけるのは当然のことだ。

今回は当たり前だけどスーツ着用で時間を守って出向き、諸々の背景や依頼事項、今後のスケジュール感、原稿チェックをしていただくこと、お金のこと、録音させていただくこと、PCにメモるので画面に目を落としたり、顔を向けずに会話することがあること(これに慣れてない人は失礼に感じる場合がある)、などなどの初対面の相手に対する失礼のないよう最初の段階で説明をしておく。自分だって書いててこんなの書くまでもないとは思っているけど敢えて書いておく。

 

◆信頼してもらうために腹はさらけ出す

有名なテレビ局や雑誌の名前で仕事するならまだしも、Webのメディアの知名度なんて一般からしたらたかが知れている。先の常識の話もそうだけど、いかに信頼してもらうかが肝要だ。疑われたら何もできなくなるのだ。だから、なぜ取材したいと思ったか、取材を受けてもらえたらどういうメリットがあるかというのははっきりさせる。

 

◆相手に関する予習はしまくる

Web上の調査に加え、本などがでていればそれも読む。手ぶらで行って全部聞けばいいやみたいな仕事の仕方はやめたほうが良いと思う。自分は富士そば関連の本社長の自伝ふくめて3冊読んだ。こういうことをしておけば、全然話題と関係無かったとしても心に余裕が出る。

 

◆連絡は素早く、細かくする

取材後の下書きを出す時期感を伝えていたが、思ったより時間がかかって遅れそうになったので、その旨は早めに連絡をした。また、再度の修正や、記事公開日、公開後のお礼などもタイムリーに行う。こちらが思っている以上に、相手方からはどうなってんだっけ?と捉えられることは多い。あと、SEXで射精したら急に冷たくなる男みたいな感覚で、こちらの用が済んだらお礼も言わないみたいのは最悪だ。

 

どうですか。とても普通なことばかりでしょう。

ともかく本当に富士そばは最高なのでこれからも食べましょう。

 

 

 

こぼれ話

 

ところで、 取材にあたって富士そばの本を読んだ、と書いたが、そのうちのひとつ、富士そば店舗でも販売していることもある社長の自伝『らせん階段一代記』も読んだ。

  

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販売していることもある、と書いたのは、実はもう絶版のようで、店舗によっては完売扱いにしていたり取り寄せにしていたりとまちまちで(本当は店で買おうと思った)、あまり時間がなかったのでAmazonマーケットプレイスで入手したのだった。

 

 

 で、「本にマーカー引きがある」という注意書きがあってそれは仕方ないと思っていたわけだが、実際にそのマーカーの引き方が妙に気になったのでここにご紹介したい。

 

 

 

富士そば社長の本に引かれたマーカーが気になる

 

 

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まず、このマーカーの引き方はなんかわかる。とてもいいことを言っている部分なので、大事だと思ってマーカーを引く。自然な行動と言える。

 

 

 

 

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 享年八十三歳。母が六十五歳、弟が二十一歳、私が二十六歳の…

 

この社長の半生を振り返る本で、大事といえば大事だが、そこまでこの年齢に具体的な重要さというのはぼくはあまり感じなかった。たとえば試験に出る、みたいな話であれば別だが……。まあ、それは読み方の違いかな、と思ってスルーした。

 

 

 

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二十六歳になろうとしていた夏の終わり

栄養学校の友人である渡辺君

このへんも、ストーリー全体からすると正直あまり重要には自分には思えない。もしかしたらこういう試験が富士そばの中であるのだろうか。「社長が二十六歳のときの栄養学校の友人の名は?」みたいな……。

 

 

 

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三軒茶屋

 これは社長が交通事故に遭ったときのくだりなのだが、その具体的な事故の現場が三軒茶屋なのである。このマーカーの引き方を見ると、やはり試験があるとしか思えなくなってくる。

 

 

 

 

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 心重たい上京

 

 

この辺がとくに大事なようなので、もし読む機会がありましたら要チェキでお願いします。